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パソコンのデータを整理してきた話 [Macintosh]

先日整理術の話を書いたんですが、若干それにも通じるって事で、パソコンのデータを整理してきた話...

ワタクシ小学校6年生の時、叔父さんの持っていたNECのPC-6001別名パピコンに影響を受けそれ以来マイコン野郎と化す訳ですが、その後中学校の時に父親に駄々をこねて日立のMSXのH1を買ってもらってからBASICマガジン片手にプログラムを打ち込む毎日でした。
ちなみにH1は1983年12月に発売。当時¥62,800だったようです。(今考えると初代ファミコンが14,800円でしたから相当な出費をさせてしまった訳ですな。ちょっと反省)
当時データは音楽を聴くカセットテープと同じ物に保存をしていたので、テープが伸びちゃうとデータがダメになるなんてことがザラにありました。
その頃、中学校一番の秀才君が富士通のFM-8を持っていて、それを触りたくて通っていた記憶があります。
その後、高校に入り学校のコンピューターでマシン語やアセンブラを教わったのですが、その頃はバイクと音楽に夢中になってきて、パソコン熱は冷めてしまいました。
そんな訳で、元々持っていたパソコンのデータはココで一旦完全に失われます。いや、整理されたと言っておきましょう。

再びパソコンに目覚めたのは、会社に入ってからです。
仕事でNEC-PC9801を使うようになり、夏のボーナスが出たところで先輩から「俺のパソコン買え…」と言われるがままに中古のPC-9801VMが手元に来ました。今から二十年前の事だから1991年。ここからマイコン野郎化再スタートでした。

遅いのでCPUを乗せ替え、時代は3.5インチFDDに移っていたので、外付けFDDドライブを拡張し、さらには外付けHDD(当時40MBだった気がする。しょぼい。)を追加して...とかなり手を入れました。
しかし、結局やっていたことと言えば、CONFIG.SYSとAUTOEXE.BATの最適化とMIDI音源をつないでのデスクトップミュージックとパソコン通信。
当時少ないメモリをいかに有効に使うか...ということが課題だったんだけど、実はCONFIG.SYSなりの設定がパズルみたいで面白かった。
パソコン通信は電話線を常時つなげる状況じゃなかったので、ほんのちょっとかじっただけだけど、外部と通信が出来てデータが手には入るという感覚には衝撃的でした。きっかけはMIDIデータが欲しかった...と単純な話なんですが。

で、デスクトップミュージックを始めると必然的にApple社のMacintoshに興味が出てくる。というのも当時ミュージシャンの使っているのは当たり前のようにMacintoshだったのだ。
それでローンを組んでPowerBook150を買った。1994年の出来事でした。
それ以降Apple信者の仲間入り。そしてインターネットを始めました。

この頃からデータの保存ということを始めたような気がします。
インターネットを始めた事によりメールデータの保存とかインターネットから受け取れる情報やフリーソフトウェアなど一気に保存したくなるデータが増えたからでしょう。

PC98時代にはFDDにデータを入れていましたが、結局MIDIデータ位しか無く、それもMacintoshには一部しか互換性が無かったので捨てました。あ、いやいや整理しました。
Macintoshのデータも当初はFDDに保存してましたが、そのうちCD-Rドライブと兼用できるPDドライブを買って保存しました。

そしてモノクロ画面では飽き足らなくなりPowerBook5300csをローンで買ってしまいました。1996年だと思います。
この頃にはMacintoshユーザーの仲間も増えてデータのやりとりも頻繁になってきました。

この他、Apple信者でありながら仕事ではモバイルギアMC-MK12を購入してモバイラーしてました。MK12の発売が1996年11月28日らしいので、多分1997年からの事です。PowerBookを持ち歩くのは重いし壊れたら大変&電池の持ちが大変ってな事で十万円を投資し乾電池で動くMK12を買いました。
会社へ公衆電話からファックスしたり、インターネットメールを読んだりしてました。
データはテキストデータだったので、会社のPC-98でもMacintoshでもCFカード経由で両方対応できたので重宝しました。

そして初代iMacが出る1998年。
すぐに飛びつき買いました。
この後すぐ位にPower Macintosh 7500の中古を手に入れました。
このPM7500は色々改造しました。
Macも改造出来るんだなぁ...と楽しませてくれた機種でもあります。
そしてMacintosh LC520も手に入れました。今も家にあり、一応Ethernet接続して使えます。

横道だいぶ外れましたが、もうこの頃にはフォトショップとかイラストレーターとか使ったり、ホームページなんかも作り始めちゃったりして相当なデータ量になってきていました。
当然Backupもしていたのですが、外付けのMOにしたり、CD-Rにしたりと色々な方法でやるようになって来ました。

正直この頃からもう整理が追いつかなくなっていたかもしれません。
そのうち外付けHDDにバックアップするようになったら、もう面倒でMacintoshの中身を丸ごとHDDにバックアップするようになってました。

以来外付けHDDの容量をUPしつつ、ちょっと前にiBookG4の調子が悪くなってネットブック(Windowsマシン)を買いPowerMacG3を廃棄するまで500GBの外付けHDDに膨大なデータを保管し、今もそのままになっています。そのうち整理しようとは思ってますが、壊れかけのiBookG4でそれをするのも危険があるので躊躇してます。

かのAppleのカリスマ故スティーブン・ポール・ジョブズ(2011年10月5日満56歳没)氏は想像と破壊をしてきました。つまりはCPUの変更によりOSも変わり、ソフトウェア資産も使えなくなり、データも変換等出来たものは良かったけど、そのまま埋もれてしまうものもありました。

でも、それに付いていったAppleユーザーは沢山居たと思うし、自分もその一人でした。
それにより古いデータなりを整理するきっかけにもなったし、新しい機器を使えばすごく良くなったところも多かったのも事実です。

そういうのが無かったら今持っているデータも他のパソコンでは見れなかったかもしれません。今はかろうじてLINUXマシンでも見れるものもあるので、過去データが必要になったときは、なんとかなる状態になってますが、古いままのシステムだったらそうはいかなかったかもしれません。

スティーブ・ジョブズ氏からは影響も受け、ワクワク感も味あわせて頂きましたし、データの整理も促して頂いた...そう思うと本当にお世話になったなぁ...と思うばかりです。

ありがとうございました!

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